2008年2月8日
鹿児島県酒造連合会が毎年実施している
黒糖焼酎鑑評会で
黒糖焼酎18点が受賞しました。
2008年4月18日
熊本国税局
が毎年実施している酒類鑑評会で
黒糖焼酎14点が受賞しました。
2008年4月22日
世界的な食品品評会である
モンドセレクションで、黒糖焼酎が金賞・銀賞を
獲得しました。
黒糖焼酎の歴史 黒糖焼酎は焼酎ではなかった?
江戸時代から、奄美では黒糖酒という黒糖を原料にした
蒸留酒・黒糖酒を造っていました。
実はこの黒糖酒が後の黒糖焼酎の原型になったと
言われているのです。
焼酎は、約500年前に沖縄にシャム(現在のタイ王国)から
沖縄に焼酎が渡来したのが始まりとされています。
沖縄で、泡盛として親しまれ、その後、奄美に渡り奄美の人々は
伝えられた焼酎に奄美の主要農産物であった黒糖を使い
製法、技術に改良、試行錯誤を加えて黒糖酒を造りました。
1945年 奄美諸島、沖縄はアメリカに占領されました。
やがて時がたち、日本に奄美諸島が戻され奄美に日本の税法が
適用される事になりました。
それまで、黒糖酒はアメリカの税法の影響があり税率が非常に高く奄美の人々は黒糖酒を飲めるような
財政ではありませんでした。
それにより、奄美の人々は黒糖酒を「焼酎」扱いにと求める声が多々あり
その声を大蔵省は、奄美振興策の一環として「米麹」を黒糖酒に使用するという条件で
奄美大島・喜界島・徳之島・沖永良部島・与論に限って、黒糖原料の焼酎・「黒糖焼酎」の製造を特認したのです。
これにより、黒糖焼酎は奄美地方でのみ製造をする事ができる特産品になりました。